Microsoft Flight Simulatorの開発チームが機能を紹介する、機能ディスカバリーシリーズの第五弾、「サウンドスケープ」が公開されました。
サウンドスケープとは「音風景」と呼ばれる概念で、この紹介動画内ではシム内の効果音全般を意味します。
これは航空機のエンジン音、空間内に発せられた音への効果、空力等による音、シム世界内の環境音が含まれます。
1.航空機
航空機メーカーとパートナーシップを結んだ収録機体について、エンジンや翼面からコックピット内のスイッチまで、実機の音を録音しています。
これらの効果音は全てのシミュレーション変数を通して、詳細かつダイナミックに再生されます。
この効果音開発を円滑に進められるよう、Audiokinetic社のWwiseを使った開発が(サードパーティを含めて)サポートされています。
2.音への効果
過去作で再現されていなかった音の減衰と音の反射、
新しく設計しなおされたドップラー効果が追加されます。
3.空力等
地上滑走中の音、翼面へ当たった空気の音のエフェクトが含まれます。
4.環境音
世界各地域、時間帯別に対応した環境音を追加。
強風時の音、機体への降雨の音、(遅延を含む)落雷音が再現されます。
その他動画外における発表として、アルファ(旧称テクニカルアルファ2)テストの開始、
登録済みサードパーティへのSDKのアルファリリース開始が公表されました。